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グレースケールとオーバーレイで着色
グレースケールでベースを作ってオーバーレイのレイヤーに色を付ける方法があると聞いて何枚か試してみたけれど、いいような悪いような。Painter6の水彩ブラシが1ストロークの中で虹色にふらつくことがあるのを抑えるのには有効なのでメモしておきます。
画像サイズは800*800ドットを50%縮小した400*400ドットです。

- 線画。全選択して合成方法「フィルタ」のレイヤーにするか、または線画だけを抽出して合成方法「通常」のレイヤーにする。一番上。

- 明度50%の色を塗った色味レイヤー。合成方法が「通常」だとこんな風に見える。実際は「オーバーレイ」にして塗った。線画の下。

- グレースケールで描いた明暗レイヤー。一番下。合成方法は「通常」。今回はゼロから描かずにテクスチャを強調する2の絵を利用。
- 色味レイヤーと明暗レイヤーのどちらを先に塗るか。私はまだ加減が分からないので、まず色味レイヤーにべた塗りでパーツ毎の色を置いてから明暗を作っていく方が楽です。

- 3つのレイヤーとさらにハイライトレイヤーを乗せて合成した状態。

- 原画に使った普通に塗った絵。これと比較してオーバレイで塗った方は多少色を間違えたところはあるものの、自然な仕上がりになったと思います。ただ、髪の毛のように色相の違う色を塗り重ねる部分はこのやり方だと難しいと感じました。グレースケールのマスクを利用して境目をはっきりさせようとはしたんですが。セル画調の絵ならきれいな選択範囲を作りやすいでしょう。
- 乗算レイヤーなどを乗せて描き足すという手はありますが、あんまりそれが増えるとグレースケールでベースを作る意味はあるだろうかと……。
オーバーレイのレイヤーに塗る時、正確に明度50%の色を選ぶのは難しいのでカラーセットv50per.txtを作りました。色相は2~4%間隔、彩度は10%間隔、それから黒から白まで明度3~10%間隔です。場所を取るのが難点。
※別のページには違う色相できめの粗い「明度50%カラーセット」もあります。
このページ用に画像を準備しているうちに謎に突き当たりました。別のグラフィックツールSUPER KiD 95で上の色味レイヤーやカラーセットをキャプチャーした画像を開き、スポイトツールで数ヶ所の色を取って調べると、HSV表示でVの値がバラバラになります。Painterと同じ100分割なのに。
しかもPainterの「色補正」で彩度を一番低い-139%に変えた時の結果とSUPER KiDの「グレー化」処理の結果(コントラストの強さ)が全然違う!
持っていないけれどPhotoShopだとどうなるんでしょう? Painterだけで描くぶんには問題ないこととはいえ気になります。
追記
- 2002/05/29
- Le Premier SoleilのImage Processingやosakana.factoryのPhotoShopの解説を読むと、色をグレースケールに変換する計算式は何種類かあるそうです。で、PhotoShopはどうかというと4種類用意してある中から選べるとか。さすがプロ仕様。
- 2005/10/24
- 訂正。Photoshopのグレースケール変換方法は3種類のようです。Elementsしか持っていないので詳しいことは分かりません。
- 2005/10/24
- Painterでも変換方法は何種類かあるようなのでまとめました。→グレースケール画像を作る方法比較
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