Painter IX 体験版な絵

青空

  • 完成日:2004/09/23
  • 制作環境:PCV-RZ60、Painter IX trial(体験版)
  • 原寸のまま。レイヤー5層で全部デジタル水彩。

 新機能はさておいてデジタル水彩。Painter8に比べてぐっと良くなったがまだ謎な部分が。

  • 普通のレイヤーに描けるけれど通常ブラシとは完全分離。6のキャンバスと同じ状態。Undo以外に濡れた状態に戻す方法はないと思う。通常ブラシで描いたものが水彩ブラシでぼかせなくなったのはちょっと寂しいかも。
  • ぼかした後のゴミは出なくなった。Undo、Revert、Saveもおおむね正常。Save後開き直しても濡れたまま。が、Saveした後ぼかし範囲がおかしくなったレイヤーが1枚発生したので要確認。
  • 「Dry Digital Watercolor(デジタル水彩を乾燥する)」はUndoできる。
  • 「Dry Digital Watercolor(デジタル水彩を乾燥する)」の効果はレイヤー単位。ただしメニューコマンドがグレーアウトしないのでどのレイヤーが乾燥しているのか見分けがつかない。部分的に乾燥させながら描くと頭が混乱しそうな感じ。
  • デジタル水彩で描いたレイヤーを複製すると新旧どちらも濡れたまま。
  • デジタル水彩で描いたレイヤー同士を結合すると強制乾燥になる。
  • 「Wet Fringe(水彩境界)」は乾燥させない限りブラシの設定に合わせて絵も変化する。全レイヤー・キャンバスが同時に変化。
  • ブラシ先端の形を円形の凹以外(凸・Bristleなど)にすると「Wet Fringe(水彩境界)」数値を上げた時白ノイズになるのはPainter6と同じ。
  • 乾燥させないと各種効果が使えない。「Create Layer Mask From Transparency(透明度から新規レイヤーマスクを作成)」もできない。こういう隔離され具合もPainter6と同じ。スポイトで色を拾うことはできる。選択範囲を指定して描くことはできる。
  • 同じブラシなのにキャンバスに塗るよりレイヤーに塗る方が色が薄くなる。透明レイヤーでも白く塗りつぶしたレイヤーでも薄くなる。Painter8では薄くならなかった。ブラシ先端の形を凹以外にすれば濃くなるが、「水彩境界」効果を捨てることになる。「Opacity(不透明度)」「Well(塗料)」の設定も関わっているかもしれないがまだ分からない。
  • 上記の色が薄くなるブラシでもレイヤーパレットの「Preserve Transparency(透明度を維持)」をオンにすると濃くなる。さらに「Diffusion(ぼかし)」値を上げるともっと変なことに。ストロークを重ねていくうちになぜか不透明部分が拡大していく。

 デジタル水彩以外では。

  • 右クリックで別のブラシバリアントに切り替えても一時的に変更した設定が消えない。
  • Painter7スタイルの「ブラシコントロール」パレットが復活した。やっぱり絵を描きながらブラシを微調整できるのはいい。
  • 絵の縮小表示がきれいになった。
  • 起動した時、前回最後に選択した色・ブラシライブラリ・テクスチャライブラリなどが表示されるようになった。その代わり「Preferences(環境設定)」の「Libraries(初期設定ライブラリ)」で指定できるのが「Selections(選択範囲)」と「Images(イメージ)」だけになった。便利になったのか不便になったのかちょっと分からない。同じ絵の続きを描こうとしている時はいいけれど、新規の絵を描くために起動した時に滅多に使わないテクスチャが表示されたりしたらうっとうしいかも。
  • 新水彩の乾燥の仕様(レイヤーパレットの水滴アイコンが止まるタイミング)が変わった。そのせいでカスタムブラシの「水彩広」「水彩細」の描画結果が全然違うものになってしまったので困惑。手をしゃかしゃか動かしている間は乾燥しない、というのはリアルなんだけど。
  • テクスチャの倍率をテンキーで指定するとIMEが勝手にMS-IMEに切り替わってしまうのはPainter8と変わらず。画像の表示倍率を指定する時は切り替わらないような気もするけれど未確認。
2004/09/24
思っていた以上にデジタル水彩ブラシが隔離されていない場合があるので検証中。