グレースケール画像を作る方法比較

 カラー画像をグレースケール画像に変換する方法はPainterでも意外に色々あるようなので比較してみた。見本はPainter IX(9.1)で作成したが、Painter6以降なら同じようにできる。

 グレースケール化の理屈については、グレースケールのひみつ[osakana.factory]をご覧下さい。

元画像
元画像。カスタムカラーセットjmbasic_p7p8.txtを画面キャプチャーしたもの。左右方向がH(色相)、上下方向がS(彩度)とV(明度)の違い。→模式図
1番上の段が彩度100%、一番下が彩度9%。
明るいブロックは明度92%~50%、暗いブロックは明度40%~8、12%。彩度9%で明度92%の色は作りにくかったので空白。
色相は大体2~3%ずつの差を付けているが、緑から青に変わって行く部分(右から5、6ブロック目)だけ10%前後と大きめに差を付けている。
グレースケール化1
1)「効果」>「色調処理」>「色の調整」で彩度を-139%。
色相の違い:なし
明度の違いだけで変化している。
グレースケール化2レイヤーパレット
2)元画像の上に黒い(あるいはその他無彩色の)レイヤーを乗せ、そのレイヤーの合成方法を「モノクロ/カラー変換」にする。
色相の違い:なし
明度の違いだけで変化している。
グレースケール化3レイヤーパレット
3)元画像をレイヤー化して、合成方法を「輝度」にする。
色相の違い:なし
彩度100%で明度50%以上の色が全て真っ白になる。同じ明度でも彩度が低い色ほど暗くなっている。
グレースケール化4
4)「選択範囲」>「自動選択」で参照元を「画像の明るさ」にして選択範囲を保存。キャンバスまたは新規レイヤーを全選択後白く塗りつぶしてさっきの選択範囲を読み込み、黒で塗りつぶす。
色相の違い:あり
カラーの時の印象に近い。色相・彩度・明度の3つによって変化している。Painter 使いたおし / ColorTalk スクリプト (1)[Painter Fun!]によれば計算式はr*0.30+g*0.59+b*0.11になるらしい。
グレースケール化5カラーセットパレット
5)R:000 G:000 B:000~R:255 G:255 B:255まで256色のグレースケールのカラーセット(grayscale256.txt)を作っておき、「効果」>「色調処理」>「カラーセットでポスタライズ」。
色相の違い:あり
RGBを足して単純に3で割っている? 黄色とピンクが同じ色になっている。
※グレースケールのカラーセットの作り方だが、白黒のグラデーションで塗りつぶした画像を用意して『カラーセットパレット』>「イメージからカラーセットを作成」ではうまくいかなかった。32色ぐらいにしかならない。結局テキストエディタでポチポチ手打ち。EXCELで表を作ってテキストファイルに変換すればもっと楽だったのかもしれない。
グレースケール化6レイヤーパレット
6)元画像の上に黒い(あるいはその他無彩色の)レイヤーを乗せ、そのレイヤーの合成方法を「色」にする。
色相の違い:なし
彩度100%で明度50%以上の色が全て真っ白になる。同じ明度でも彩度が低い色ほど暗くなっている。
2006/09/10
見本画像にtitle追加。2)のレイヤーの色について修正。6)を追加。
2006/12/07
グレースケール計算式の参照先を移転のため修正。[かぶら屋本舗]→[Painter Fun!]